岩手・宮城内陸地震 緊急現地調査速報
  3.磐井川流域 震源付近への被害調査
  3.3 矢櫃・下真坂地区

  Loc.550
昇仙橋上流 国道342線 法面崩壊
 
国道342号線 昇仙橋上流(磐井川左岸)で、法面が崩壊して国道が通行止となった。
元々擁壁と、落石防護柵が設けられていた模様である。
岩盤の亀裂の発達状況
遷急線付近で、岩盤のブロック性崩壊が見られる
7/5現在、崩壊土砂の除去作業が終了していた。


  Loc.560
矢櫃ダム 旧昇仙橋落橋
 
遊歩道として利用されていた旧昇仙橋(単純RCアーチ橋)が落橋している。
北西側橋台背面に見られる平面すべり性の崩壊部。
矢櫃ダム(若井原えん堤)は、平成13年度で腹付工の補強工事が施工されている。
今回の地震時に、堤体・アバット等に有害な変状は認められなかった。
(補強工事設計および緊急点検は八千代エンジニヤリング株式会社が行った)


  Loc.570
国道342号線 下真坂地区法面崩壊
一関市厳美町字下真坂地内
約50m区間×高さ5mの区間で法面が崩壊している。
 
調査日の7/6現在、崩壊土砂は除去されている。
 
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